金沢「古民芸みや」の日々

衣類を大切にした昔の人々…裂き織

裂き織

今日は大切な仕入れの日で、道具市場がひらかれます。

道具市場の前はいつもなんですが、

昨晩はなんとなく寝つきが悪く…

朝早くから目が覚めました。

月に2回あるんだけど、とても大切な日なんですよ。

さて、

昔の人々は身に付ける衣類をとても大切にしました。

それほど繊維を作ることは大変だったようです。

ですから穴があいたら継ぎをあて、

また薄くなったらあて布をあて…

そういう布が田舎のほうから出てきます。

それともうひとつは、布を細く裂いて、紐にして、それで織物を織ったのです、

裂き織

それが写真の、裂き織といいます。

裂き織

裂いた布の色によって、色合いがちがってきます、

裂き織

裂き織

それがまた微妙な色合いになり、

裂き織

それがまた裂き織の楽しい風合いになります。


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