久し振りにお日様が降りそそいで、暖かな金沢です、
昨日は雨が振り、少し積もった雪も少なくなりました、
一週間ほど続いた雪模様も、ここにきてほっと一息です。
北国では本当春を待つ気持が強く、
特に塗り物などの蒔絵の模様などで、わらびやぜんまい、筍などの蒔絵を見かけます、
昔は季節感を大切にしたのですね、
器のなかで季節感を愉しんだのてすね。
さて、
結構大きな蓋茶碗です、たっぷりは入りますね、
多分熱々の蒸し物碗ですね、
熱々の蒸し物などは、そのまま塗り物の台にのせるとあとが残ります、
それで高台がついているのでしょう、ずいぶん念のはいった丁寧な器です、
絵も山水画で小さく桜の花がみえます、そして薄手でわりあい軽いですね、
お茶碗はちらし寿司、五目御飯、なんでもつかえ、
蓋を開けたときの楽しみですね、
高台は茶托としても使えるし、お猪口を乗せてもいいとおもいません?
一石二鳥ではないでしょうか!
大正から昭和始めの九谷焼ではないでしょうか。