金沢「古民芸みや」の日々

時代物蒔絵取り皿…春を渇望する北国の思い

新しい年を迎え、金沢の観光地はとても活気があり賑やかです。

それに今年はお天気に恵まれています。

雪や雨も降らず、金沢にしては珍しくよい天気です!

それに年末から正月三が日は兼六園は無料解放になり、

観光客はもちろん、市民の方も散歩におとずれます。

さて、蒔絵の取り皿です。

冬真っ盛りですが、、、春の訪れを待つ気持ち、北国の金沢ではとても強いものがあります。

この蒔絵はふきのとう、つくしなどで、まさにその気持ちの現れですね。

葉には小さな螺鈿があり、葉脈などもあり、所々山蒔絵になっています。

実はこの取り皿葉、お椀の蓋なんです。

お椀のほうは螺鈿のいたみがひどく、直すのが大変なんです。。

ですが、蓋は無傷のままでした。

それはこんなに素晴らしい蒔絵は、あまり見かけません。

是非活かして使って見てくださいね、

明治時代のものです。


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