金沢「古民芸みや」の日々

治部煮が映える煮物椀、波に千鳥

2月の寒さは、底冷えのように寒いですね。。

でも今日は立春なんだけど、金沢では春めいて来るのはまだ少しかかります、

北国では春を待つ気持ちは強い気がします!

今日のお昼は、久しぶりに、丸亀製麺でだし玉肉つつみいただきました、

あんかけにしょうが、ネギを沢山かけていただきました、

玉子のなかの肉、あげ、美味しかったです。

さて、

金沢の郷土料理に「治部煮」があります。

鴨肉が正式なのですが、今では鶏肉をつかい、

竹の子、ふき、スダレ麸(ギザギザした、高野豆腐と麸の中間の感じ、金沢独特のお麸)、椎茸などの醤油あじの煮物で、汁に葛でとろみをつけます。

この料理専用のお椀があるんですよ。

このお椀は、やはり大きく浅めで、汁をいただくよりも、具を食べる感じです。

蓋をめくると、蓋の裏に銀で波が書いてあり、しぶきは金です。

表には千鳥が飛んでいます、なかなか粋な感じですね。

もちろん汁ものも沢山入りそうです。

低いので安定していますから、こぼしにくいですよ。

昭和の始め頃の物です。


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