金沢「古民芸みや」の日々

黄瀬戸のとっくり幕末位、指あとが良い景色

金沢も久しぶりにお日様がさしてあかるくよい天気、

雪も一気に溶けるといいな、と思いながらお店ばんです。

するとご近所の方から、ごりの佃煮いただきました。

私大好物なんです。

清流にしかいない川魚ごり、

今は、市内を流れる、浅野川、犀川の上流にいかないと、なかなかとれないそうですよ、

昔は手頃に手に入ったけど、今はなかなか高値です。

さて、黄瀬戸のとっくりです。

お店では、お正月は花器として赤い実を飾りました、

素朴な透き通った、土の黄に、赤い実と緑の葉がとてもバランスが良く、

お互いを引き立てていました。

このとっくりは和の草花を、生活のなかで自然に溶けこませますね、

もちろんとっくりとしても、魅力があり、楽しめます。

幕末位はあると思います、

底の部分には、釉薬をかけたときの指あとがあり、景色を添えています。

横のぐい飲みは戸部義盛の作品です。


にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ

関連ブログはこちらから、にほんブログ村 古美術・骨董へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です