金沢「古民芸みや」の日々

明治の版画を巻紙に…古い手作りの指ぬき

お客様から電話がかかり、整理したいので見に来てくださいねと電話がかかりました、

直ぐおたずねしましたら、対応が早いのねと云われました、

私もちょうど仕事も一段落した時なのでタイミングが良かったんです、

私も結構せっかちで、、

なんでも考えなしに行動を起こし後で後悔することがあります。

それぞれの性格、個性ですよね!

さて、

布切れの一束の中から、沢山の指ぬきが出て来ました、

この方は端切れが多く、江戸チリもあり赤や、青などの縮緬や、綿や麻の布切れもあり、小さい布も多かったです、

お裁縫が得意だったのかしら、布も古く明治の物がほとんどでした。

この指ぬきも巻紙に通してあり、

紙を開くとなんと明治15年の版画でした、

ずいぶん古い指ぬきです、

中には刺繍したものもあり面白いですね、

金沢には現在も作られている加賀の指ぬきがあり、

何とも美しい配色でおしゃれですよ。


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