金沢「古民芸みや」の日々

徳利にもなります…瀬戸の汁つぎ

昨日で百万石祭りも終わり、でもなんとなくざわざわしている金沢です。

季節の変わり目になると、暑くなったり夜は寒かったり、なかなかたいへんですよね、

私も腰が痛いんです、着物も結構重いので無理をしたのでしょうか、気をつけようとおもいます…

さて、品物です。

お料理の時、あまり早く汁を入れると、料理の見た目が悪く、色づく時があります、

そんな時は頂く直前に注ぐのかベストです、

そんな時はこの汁つぎがあると便利です、

瀬戸生地に縦に線で書き出すように模様があり、

上から濃い釉薬を掛け、艶を出してあります、

正面には、白の瓢箪と金彩で紅葉が薄っすらと書かれています、

全体に薄地で軽く出来ています、

それにこの器お酒のとっくりにもなりますよ、

お燗もできるし、もちろん冷たく冷やしても、

何かと便利な優れものではないでしようか、

戦前くらいのものだと思います、九谷焼です。


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