金沢「古民芸みや」の日々

遠慮ない色使いに思いを馳せる…古九谷写しの香炉

北海道は大変な寒波だとテレビのニュースで知りましたけど、

金沢も結構さむく風が強くて、雪が降り続いています。

お店の前の写真です、

今頃の寒波は身にしみますね、春が待ち遠しいです。。

さて品物です、

古九谷写しの香炉、とても美しく九谷焼らしい色合いです。

九谷焼の五彩、赤、青、黄、緑、紫をつかい、全体を埋め尽くしてあります。

遠いむかしの古九谷には、決まり事のように五彩が使われています、

どうして加賀地方の山の中に、何とも言えない強い色彩の焼き物が焼かれたのか、不思議です。

赤絵のものは、赤一色の模様で埋めつくし、これでもかと書き込まれています。

ほどほどなんてあり得ません、全部これでもかと、五彩で埋め尽くし、、

遠慮なんてありえません、その辺りが九谷焼の良さかもしれませんね、

おおらかな色使いですね!


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