金沢「古民芸みや」の日々

面白い掛け軸…床の間の中の自然界

四、五日続いた猛寒波もやっと落ち着き、ホッとしています、

鳥取や岡山の一部では道路が積雪の渋滞でどうにもならなくなり、

車の中で一夜を過ごす方も出て、大変なニュースでしたね。

金沢市内は雪は20センチぐらい積もりましたけど、現在は減ってきてます、

大きな道路には雪はないけど、細い道など雪は残っていますね。

さて、掛け軸です。

少し離れて見ると、秋草と小鳥の絵です、でも軸に近づき、

よく見てみると、下の方には小さな蜘蛛がいます、

そしてその蜘蛛を小鳥が狙っている様子、

何気なく秋草の菊のあたりに目を移すと、そこには花と色合いの似た大きなカマキリです、

あまりハッキリとは書いてありません、でも大きなカマキリです、

目を凝らしてみると、ちょっと以外な組み合わせですね、

そして作者の美しい自然だけではなく、目に見える自然界の姿を忠実に描いているんですね、

小さな床の間の中の自然界ですね!


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