金沢「古民芸みや」の日々

再興九谷 粟屋源右衛門の菓子器

今日の金沢の最高気温、なんと37度だそうで
す!

仕入れで忙しく、終わってから気温を見てびっくり、

でも暑かったですけど、夕方には涼しく感じ、ほっとしています。

これからこんな日がおおくなりそうな予報、水分をとらなくては!

さて、

私は粟屋の楽焼の白の色が好きなんです、

見かけるとついもとめてしまいます、

とくに白の地色の、青みを帯びた物が好きで、卵の殻のやうな白色なものがすきです、

表面に独特の虹色をはなち、極薄い青みがかったもの、

この菓子器もふるくてもう内側も釉が剥げ落ちてきています、

でも蓋の持ちての竹や、周りの木の葉の色など、とてもおもしろく、星にみえませんか?

とてもポップな感じがして、面白いです。

結構大きく22センチあります。幕末期位。


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2 thoughts on “再興九谷 粟屋源右衛門の菓子器

  1. 佐藤 雅芳

    粟屋源ヱ門の印ですが、画像2枚目にあります様に、やはり「東郊」なのでしょうか?
    ご教授願えれば、助かります。
    私は、「臼杯」を所蔵しているのですが、未鑑定の状態でございます。

    1. みや

      コメント有難うございます、
      金沢も大雪、低温などでお返事遅れて申し訳ありませんでした。
      金澤は九谷焼の地元であり、新旧九谷焼が目に入りやすいです、地元でも古九谷 吉田屋など人気です、
      それに次いで、若杉、粟生等も愛好家が多いです。
      御質問の粟生も、何故か私も、九谷焼にしては楽焼のやさしいい質感や色合いが好きです、
      そして東郊の印については、父源兵衛と源右衛門は同じ印で丸か長丸、特注品の小棚など文字で書いてあるものも見たことがあり、大変高値でした。
      さらに息子さんの印は一回り小さいそうです。
      粟屋と印のあるもの、何も無いもの、いろいろあり、やはり記しのある物が重くみられます。
      しかし、自分好みの質感、色彩も選ぶ要素も大切だとおもいます。
      拙いコメントで申し訳ありません、遅くなりすいませんでした。

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